日経平均株価
３１９４３．９３円 -259.６４円
7月12日の日経平均株価は、前日比259円安の31,943円で取引を終了しました。
日経平均株価の下落要因としては、以下が挙げられます。
- 円高
- 企業業績の鈍化懸念
- 米国株の下落
円高は、輸出企業の収益を押し下げ、企業業績の悪化につながります。また、円高は、輸入企業のコスト低減につながり、国内企業の競争力を低下させる可能性があります。
企業業績の鈍化懸念も、日経平均株価の下落圧力となっています。日本証券アナリスト協会が発表した6月調査によると、2023年3月期の国内企業の業績予想は、前期比で10.4％増益と、前々期から上昇しましたが、これは、前期の増益率12.7％から低下したものです。また、2024年3月期の業績予想は、前期比で4.0％増益と、前々期からさらに低下しました。これは、企業業績が鈍化する可能性があることを示しています。
米国株の下落も、日経平均株価の下落圧力となっています。米国株は、7月12日に下落し、ダウ工業株30種平均は前日比450ドル安の30,772ドル、S&P500種指数は前日比68ドル安の3,801ドル、ナスダック総合指数は前日比342ドル安の11,370ドルで取引を終了しました。米国株の下落は、日経平均株価の下落につながりました。
全体として、日経平均株価は、7月12日に下落しましたが、今後も、円高、企業業績の鈍化懸念、米国株の下落などのリスク要因に注意が必要です。
投資判断は自己責任でお願い致します。
コメント